学校長によるブログ

 
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留学生からの報告 ~日本人としての責任感~
2017-10-13
この夏から1年間の予定でタイへ留学している生徒がいます。

交換留学制度を利用しているのですが、英語圏ではないタイともなると、私などには想像もつきません。
言葉の問題、食事の問題、生活習慣の問題・・・。
さまざまな点で不安が頭をよぎります。
 
しかし、本校のAさんは、どこの国に派遣されるかわからない中でも、できればタイに行きたいと考えていたそうです。
そのAさんから月1回のペースで送られてくる報告書が私のもとに届きました。
 
これまでもさまざまな留学生からの報告書を見てきましたが、今回のAさんの報告書を読んでいて、思わずうなってしまいました。
 
「タイに来てからもうすぐ2か月経ちます。私は元気で楽しく過ごしています。タイにも徐々に慣れてきて、私はいろいろなことを感じ、考えるようになりました。・・・私は今まで一度も海外に行ってことがなく、もちろん海外で過ごしたこともありません。・・・海外初心者の私は、ホームステイどころか自分がどうやって過ごすべきなのか、時々とても不安になります。・・・」
 
元気で楽しく過ごしているけれど、不安になる。どういうことなのだろうと思ったら、
「(住んでいる地域には)日本人はほとんどいません。私は今までボランティアできている日本人の先生一人しか、日本人に会ったことがありません。タイは親日国であり、多くの人が日本に興味があり、日本に行きたいと思っています。そのため、日本人のことや習慣について聞かれた時、自分が基準になってしまうのではないかと思います。」
 
「日本のことを聞かれた時、自分はいかに日本のことを知らないかがよくわかりました。そして日本人でも日本について知らないことは沢山あるのだと思いました。」
 
よく、将来は海外で仕事をしたい、過ごしたい、といった希望を持っている生徒に対して、以前は授業の中で「日本人として、日本のことをきちんと説明できなければ恥ずかしい。歴史や文化、習慣などについて質問されて答えられないと困るぞ」などと言ってきましたが、教員が話すよりも、こうした実際の留学生の痛切な思いを読んだ方が、よりグッと感じられます。
Aさんは、元気に楽しく過ごしながらも、一方でもどかしさも感じているようです。言葉や習慣、文化を学ぶだけでなく、一人の日本人として、といったより根本的なことも留学生活で学んでいるんだなとしみじみ感じました。
 
Aさん、頑張ってください。
心から応援しています。
 
北桜祭
2017-10-11
10月8日の北桜祭は天候に恵まれ、秋晴れの中迎えることができました。
 
今年の北桜祭のテーマは
「A spark of magic ~青春の輝き~」です。
 
昨年、創立90周年を迎え、今年は100周年に向けての第一歩となりますが、生徒たちがどのような「青春の輝き」を見せてくれるか、とても楽しみにしながら校内を巡りました。
 
舞台発表や展示、模擬店など、生徒それぞれが自分にできる最高のパフォーマンスを意識して取り組んでいる様子がうかがえて、とても感動しました。
 
毎年多くの保護者の皆様にご来校いただいていますが、PTAをはじめとして、「お父さんの会」などでお手伝いいただくことも多く、心より感謝申し上げます。
 
それから、北桜祭といえば、毎年多くの卒業生も来校します。今年も多くの卒業生に会えてとてもうれしかったのですが、なんと私が北豊島に赴任した1年目に担任をした卒業生が、娘さんを連れて来校してくれたのです。
 
卒業後はほとんど会ったことがないのですが、今でも年賀状のやりとりはしています。また、事前に来校すると連絡をくれたので、
「はてさて当時の面影はあるだろうか」
「見た時にわかるだろうか」
と不安だったのですが、職員室に入ってきた時に一目見てハッとわかりました。
 
やはり当時の面影はしっかり残っているんですね。
懐かしい話をたくさんすることで、なんだか当時に時間が戻ったような感覚になりました。
 
アメリカからの留学生を迎え入れました
2017-09-04
9月1日の全校集会で、9月から本校で留学生活をスタートさせるマリッサさんを紹介しました。
 
マリッサさんはノースダゴダ州出身で、本校の国際英語コースに所属して高校生活を送ることになります。
 
日本に来るまでは日本語の勉強をほとんどしていなかったようですが、来日後、熱心に勉強して、校内ではできるだけ日本語話そうとしている様子がうかがえ、本当に頭が下がる思いです。
 
全校集会の時の自己紹介スピーチでも、一生懸命日本語で話そうと努力していました。
 
若い人の吸収力はうらやましいほどで、日本語もみるみるうちに上達しているようです。
 
校内ですれ違う時は必ず日本語であいさつしてくれますし、私もできるだけ簡単な日本語で話そうとしています。
 
これまでの留学生たちも、一年間の本校での留学生活で驚くほど日本語が上達していますが、マリッサさんもどこまで上達するか、今からとても楽しみです。
 
その頑張る姿勢は、きっと本校生徒にも刺激を与えてくれることでしょう。
写真は、マリッサさんが全校集会で自己紹介している様子です。
 
 
新しいネイティブ教員が着任しました
2017-09-04
9月1日の全校集会で、8月から着信した新しいネイティブ教員(ダリワル先生)を紹介しました。
 
ダリワル先生は、JETプログラム(語学指導等を行う外国青年招致事業)で本校に着任した先生で、カナダ・バンクーバー出身、大学では国際関係と政治学を専攻していたそうです。
 
カナダ出身ということで、英語のほかにフランス語も話せるとのこと、日本は今回が初めてで、日本の文化や言語に関しても学んでいきたいと思っているそうです。
 
中学や高校の英会話の授業や、国際英語コースのイベントにも積極的にかかわってくださると思います。
 
本校で勤務しているネイティブ教員は5名いますが、国別の内訳はアメリカ3名、イギリス1名、カナダ1名となります。
本校の国際教育プログラムに、中3カナダ語学研修、高校イギリス語学研修、高校カナダターム研修などもあるため、その分野でも大いに活躍してくれることでしょう。
 
生徒たちには、ネイティブの先生に積極的に話しかけ、異文化理解が進むことを期待しています。
 
左の写真と真ん中の写真は9月1日の全校集会でダリワル先生を紹介している様子、右の写真は教員室前に掲示された、ダリワル先生の自己紹介です。
 
全校集会
2017-09-01
9月1日の全校集会は、私の話だけでなく、夏休みまでの表彰、アメリカからの留学生の紹介、新しいネイティブ教員の紹介など盛りだくさんの内容でした。
 
とくに表彰では、学校情報のページでも紹介しているように多くの生徒を表彰することができ、私にとってもうれしい限りです。
 
本校が創立当初から大切にしている思いとして、「一人ひとりには必ず良いところがある」というものがあります。きめ細かい教育活動を通して、一人ひとりの良いところを見つけて伸ばすことが本校の教育方針です。
 
そういう意味で、勉強だけでなく、芸術分野、スポーツ分野それぞれで頑張った生徒、成果を出した生徒たちを全校生徒の前で表彰することを、本校ではとても重要なことだと考えています。
 
舞台に上がって賞状などを伝達する際は、生徒たちも緊張気味ですが、それでも私が笑顔で「頑張りましたね」と声をかけると、ニッコリして舞台を降りていきます。
 
私自身振り返ってみると、中学・高校生活を通じて、全校生徒の前で表彰されたことは一度もありません。
全校生徒の前で表彰されたことが、一人ひとりにとって少しでも自信につながったり、励みになってくれればと思います。
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