北豊島中学校・高等学校ではリベラルアーツ教育と英語教育に力を入れ、社会で活躍できる女性の育成を目指しています

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学校長によるブログ

 
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脳に悪い7つの習慣
2017-07-20
脳神経外科医 林 成之 先生のベストセラー本に「脳に悪い七つの習慣」があります。
それを読んでいてビックリしたのですが、「これって、本当に脳に悪いの?」と思ってしまうものもあったのです。脳に悪い7つの習慣をピックアップすると、
 
①「興味がない」と物事を避ける
②「嫌だ」「疲れた」とグチを言う
③言われたことをコツコツやる
④常に効率を考えている
⑤やりたくないのに我慢して勉強する
⑥スポーツや絵などの趣味がない
⑦めったに人をほめない
 
いかがでしょうか。私など、③あたりは脳にとって良いとばかり思っていました。
本によれば、「コツコツ」や「一歩一歩」には「失敗しないように慎重に進めよう」という「自己保存」のクセが隠れているというのです。また、「失敗しないように」という考えは、「失敗するかもしれない、失敗したらどうしよう」という考えと表裏一体なのだそうです。
 
「失敗するかもしれない」は脳にとっては「否定語」で、ゆっくり物事を進めていると、どうしても集中力が落ち、完成が近づくと「そろそろ終わりだな」と考え、「だいたいこんなところでいいだろう」と脳が妥協してしまうことになりやすいとのこと。
 
「全力投球」と「コツコツ」はまったく別のもので、脳の達成率を上げ、集中してことを成し遂げるためには「コツコツ」やるよりも、決断・実行を早くし、「一気に駆け上がる」スタンスが重要とのことでした。
 
もう一つ気になったのが、「マニュアルに従わせると、子どもの主体性を損なう」というものです。また、「マニュアルに従わせる」というのは、「ああしろ、こうしろと、指示ばかり出す」ことにも通じるとのこと。
 
今までの自分自身を振り返ってみてもいくつか思い当たる節があるので、反省しなければと痛感した次第です。
 
「子どもを 伸ばす親 つぶす親」(中学受験・子ども教育セミナー)
2017-07-04
7月9日(日) 本校主催の「中学受験・子ども教育セミナー」が行われます。

小学生の保護者を対象に行われる今年度2回目のセミナー、
講師は、川合 正 先生です。
 
川合先生は全国的にも有名な先生で、とくに今回のテーマは、中学受験を考えていらっしゃる保護者の方にとって、とても気になるものだと思います。
 
私も何回か川合先生の講演を拝聴したことがありますが、ソフトな語り口で、知らず知らずのうちに話に引き込まれていきます。
 
講演内容としては、
 
1.子どもは成長していくという当たり前の話
2.子どもに寄り添った声掛け(適応学習の大切さ)
3.子どもの成長の邪魔をしているのは、誰?
4.親が子どもに介入する時の留意点
5.子どもをしっかり見ている親が子どもを伸ばす
6.女子教育と少人数制クラスの魅力
 
が中心となります。
 
本校が女子校のため、一部「女子教育」についても言及されますが、その他は男女ともに共通する内容となりますので、男の子をお持ちの保護者様の参加も大歓迎です。
 
講演日時は
7月9日(日) 10:00~12:00
 
場所は、本校(北豊島中学校)です。
 
ご都合のつく方は、ぜひご来校ください。
 
お申し込みはお電話(03-3895-4490)か、ホームページからお願いします。
 
詳細は こちら
 
(中高)スポーツ大会
2017-06-30
本校では毎年この時期、二日間にわたってスポーツ大会が行われます。

中高に分かれてのクラス対抗戦となりますが、中学はさすがに高学年が強く、1年生はなかなか歯が立ちません。
 
一方、今年の高校は1年から3年まで様々なクラスが活躍し、総合優勝は3年だったものの、表彰式では6種目のうち優勝は「1年=1、2年=3、3年=2」という内訳でした。
 
高校の試合が行われた第一体育館は熱気に包まれ、中学の試合が行われた第二体育館は空調が効いていて快適という、二つの体育館を順に回って両方の試合を観戦していた私にとっては、その寒暖差が激しくてかなりきついものでした。
 
さて、本校のスポーツ大会では、競技による熱戦もさることながら、クラスごとの応援旗コンテストも行われます。
各クラス趣向を凝らして作った応援の旗、思わず吹き出してしまいそうな旗あり、目を瞠るほど精巧な作りの旗あり、ほのぼのとした旗ありと、それはそれはバラエティに富んだ旗ばかりです。
 
その工夫に対して毎年のように感心していますが、今年も例年に負けず劣らず秀作が出そろいました。各体育館に貼り出されるのですが、旗を見ているだけでも飽きません。
 
高3にとっては最後のスポーツ大会、勝ち負けに一喜一憂するだけでなく、クラスや学年、コースの団結なども味わえたのではないでしょうか。
 
左の写真は開会式の様子、真ん中の写真は中学バスケットボールの様子、右の写真はクラスを超えて円陣を組んでいる様子です。
 
二日間の熱い(暑い)戦いを通して、私自身、多くの感動をもらうことができました。
 
留学生修了式(日本語の難しさ)
2017-06-26
昨年9月から本校に留学していたアナイスさんはフランス人です。
この度、本校での留学生活を終えて、フランスに帰国することになりました。

フランス語はもちろん、英語も流暢であったため、私などが何かを伝えようとする時は、片言の英語でも通じたので、その点はずいぶん助かりました。
 
アナイスさんは日本語を勉強したいということで、週に1回、私が簡単な日本語を教えていましたが、教えるようになって、改めて日本語の難しさを痛感したのは言うまでもありません。
 
たとえば「言う」という動詞、丁寧な口調で「ます」を付けると「言います」。過去のことをあらわそうと助動詞「た」を付けると「言った」となります。
「ます」を付けると「言う→言い」に変わり、「た」を付けると「言う→言っ」に変わる。
 
これが「読む」なら「ます」を付けると「読みます」。過去のことをあらわそうと助動詞「た」を付けると「読んだ」。
「ます」を付けると「読む→読み」に変わり、「た」を付けると「読む→読ん」に変わる。
 
他にもいろいろと変化のバリエーションがあって、このバリエーションが外国人にとっては頭を抱えるほど難しいんだそうです。ある一定の規則に従って変化することは日本人ならわかっています。
 
しかし、外国人に教えるとなると、五十音の「行」と「段」が複雑に絡み合い、さらに「ん」や「っ」等の音便も絡んでくるので、より一層難しさを感じます。
 
習慣というのは恐ろしいもので、こういう複雑な文法体系を頭ではなく体で覚えている日本人、考えなくてもすらすらと出てくることに、ある意味不思議な感動を覚えます。
 
そんな難しい日本語と格闘してきたアナイスさん、全校生徒が集まった修了式では日本語で立派なスピーチを披露してくれました。
 
母国フランスに帰っても、日本での生活や北豊島での出来事を思い出してくれることでしょう。
アナイスさんのますますの活躍を心から祈っています。
 
保健委員会企画「歯みがき」ポスターコンクール
2017-05-29
 保健委員会が企画したポスターコンクール(テーマ「歯みがき」)の、各クラスが作成したポスターが教員室前に掲示されています。
 
中高とも趣向を凝らしたポスターが多く、中には立体ポスターになっている作品も…。
 
生徒や教員が投票できるようになっており、今後の投票で最優秀賞が決まるそうです。
 
私自身、歯は自慢できる状態になく、今更ながらに「歯の大切さ」を実感しているといった始末です。
 
毎日の歯みがきはもちろん、どういうところに注意して磨いたら良いかについて啓発するようなポスターもあって、私自身、なるほどと感心させられました。
 
こういう企画がきっかけになり、一生使う「歯の大切さ」を意識してもらえたらと願っています。
 
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