北豊島中学校・高等学校ではリベラルアーツ教育と英語教育に力を入れ、社会で活躍できる女性の育成を目指しています

学校法人 北豊島学園
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学校長によるブログ

 
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中高生による標語(テーマ:「手洗いの大切さ」)
2016-12-14
昨日発行の「保健だより」によると、保健委員会が中心になって、「手洗いの大切さ」をテーマにした標語を中高生に募集したところ、中学生部門・高校生部門とも、1年生の作品が最優秀作品として選ばれました。
 
中学生部門 「洗おうよ たった一つで 風邪予防」
高校生部門 「三十秒 手洗いすれば バイバイ菌」
 
中学生部門の最優秀作品は、手洗いすることで、感染症を防ぐことができることを分かりやすく伝えた点、高校生部門の最優秀作品は、手洗いしたくなるようなゴロの良さ、具体的に30秒という時間を入れた点が評価されたのではないでしょうか(「保健だより」より引用)。
 
標語というと「五七五」でまとめるものが多いようですが、昔から日本人はこの「五」と「七」のリズムを大切にしてきました。和歌(短歌、長歌、連歌など)や俳句、川柳なども、原則「五と七」のリズムでできています。
 
声に出して心地よいリズムだと、内容もスッと入っていきやすいもの。
 
本校では「5S」のうち「整理・整頓」をテーマにした標語も校内で募集しており、もうすぐ最優秀作品が決まります。
 
このコーナーで、またご紹介したいと思います。
 
 
中学「ギター発表会&合唱コンクール」
2016-11-26
今年で26回目を迎える中学「ギター発表会&合唱コンクール」が本日行われました。
 
本校では、感性教育・情操教育の一環で、中1から中3まで全員が必修でクラシックギターを学びます。
 
ギター発表会は、学年ごとの課題曲と自由曲の2曲を演奏しますが、中1は4月からギターを学び始めたばかり。課題曲は「シューベルトの子守歌」でしたが、ギターを弾く生徒たちは、おそらく相当緊張していたことでしょう。
 
中2ともなると少し慣れてきたのか、演奏中の表情にも、少しだけ余裕が見られました。課題曲は「きょうの日はさようなら」でした。
 
中3はさすが最上級生。安心して聴いていられます。課題曲は映画「禁じられた遊び」から「愛のロマンス」でした。
 
私は楽器がまったくダメなので、毎年こうして中学生のギター演奏を聴いていると、「楽器ができるっていいなあ…」とつくづく思います。
 
第二部の合唱コンクールは、例年以上に接戦となりました。
最終的に金賞に輝いたのは中3でしたが、銀賞・銅賞は中2が受賞。
 
合唱コンクールは、課題曲(今年は「マイバラード」)と自由曲の2曲をクラス単位で歌います。コンクールでは、合唱だけでなく伴奏者に対しても「優秀伴奏者賞」(課題曲、自由曲それぞれ1名)が贈られます。
 
コンクールですから順位ははっきり出てしまいますが、各クラスとも一生懸命に歌っている姿に、私自身大きな感動をいただきました。
 
表彰式後は、優秀伴奏者賞に輝いた生徒の伴奏による合唱で、お忙しい中ご来校下さった保護者の皆様に向けて、生徒全員で課題曲を歌いました。
 
左の写真はギター発表会の様子、真ん中の写真は金賞に輝いた中3Bの合唱の様子、右の写真は全員合唱の様子です。
 
 
高2宿泊研修、全員出発
2016-11-22
本校の宿泊研修は、来年度まで国内コース(九州・沖縄)と海外コース(オーストラリア)を選択する形で実施しています。
 
海外語学研修の充実に伴い、平成29年度入学生からは、高2宿泊研修は国内コースに一本化されます。
 
高2の一番大きな行事ともいえる宿泊研修、今年は海外コースが一足早く21日夜に出発、国内コースは22日朝に出発しました。
 
21日は出張が入っていた関係で見送りには行けませんでしたが、22日の国内コースの見送りに行ってきました。
 
当日朝6時頃の地震の影響で交通機関の乱れもあり、私は電車の中で安全点検が終わるまで待たされるという事態になりました。
 
集合場所の羽田空港に到着すると、多くの生徒や引率の先生が到着していましたが、電車の遅れの影響で、数名の生徒が集合時間に間に合わないというハプニングがありました。
 
しかし、最終的には参加者全員がたどり着き、飛行機の離陸時間に間に合い出発することができました。
 
昨日は、海外コースが出発。こちらも参加者全員が無事にオーストラリアに旅立ちました。
参加者全員が無事に出発できたことで、見送りに行った私としてはホッと一安心です。
 
写真は、羽田空港で手荷物検査に入っていく生徒たちの様子です。
 
 
養老孟司先生講演会
2016-11-21
11月19日(土)、毎年恒例のPTA研修会が、今年は学園との共催という形で行われました。
 
講師には「バカの壁」で有名な東京大学名誉教授 養老 孟司 先生をお迎えし、「養老孟司の子育て論」といった内容で講演をお聞きしました。
 
保護者と教員対象の研修会でしたが、アットホームな雰囲気の中で和やかなひとときを過ごしながら、私自身も学ぶことが多い研修会でした。
 
講演後に養老先生とお話しする中で印象深かったのは、
「とにかく歩くこと。できれば山の中がいい。舗装されたアスファルトの道路ばかり歩いていると、子どもたちが『道』とはそういうものだと間違った思い込みをしてしまう」
とおっしゃったことです。
 
また、昨年(10月3日)、私のブログでも話題にしましたが、「(ヒトは)物質的には7年に1回完全に入れ替わると言われています」ということについて、専門的な見地からお話しされ、私自身にとっても非常に勉強になりました。
 
そこから話が発展し、古典の世界で話が盛り上がりました。
『方丈記』の「行く河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。」
 
講演の中でも「無常」が話題になり、「この演台だって、昨日とまったく同じかといえば違う。昨日に比べて今日は多少、私の手垢が染みついています。」といった部分では、会場が笑いで包まれました。
 
参加された保護者の皆様も、得るところが多かった研修会だったと思います。
また、お忙しい中ご来校下さった養老先生に、心より感謝申し上げます。
 
写真は、講演会当日の様子です。
 
 
高3英語プレゼン(CALL)
2016-11-18
本校の国際英語コースには、高1から高3まで「CALL」という授業があります。
CALLは「Computer Assisted Language Learning」の略で、コンピュータを使って語学学習を支援するシステムです。
 
自分が決めたテーマに沿ってプレゼン資料をパワーポイントなどで作成し、みんなの前で、英語でプレゼンテーションしながら、3年間で「情報収集力」、「分析・考察力」、「工夫しながらまとめる力」、「英語による発信力」などを養うことを目標に、CALLの授業を展開しています。
 
今日は、高3「CALL」の授業でプレゼンがあるというので見学に行きました。
左の写真は、担当のネイティブ教員が発表順をくじ引きで決めているところです。
発表当日まで順番がわからないというのは、当事者にしてみればドキドキですね。
 
発表が始まるままでの時間、一人ひとりにどんな内容のプレゼンをするか、聞いて回りました。すると、
 
「危険ドラッグ」、「難民問題」、「ながらスマホ」、「先進国における貧困の問題」、「宇宙ゴミ」、「食の安全について」、「LGBTについて」、「DVについて」、「テロについて」
など、内容は多種多様でした。
 
私だけでなく、担任の先生や、英語の先生、教頭先生などさまざまな先生が見守る中、生徒たちは緊張感を持ちつつも、一人ひとり立派にプレゼンをしてくれました。
 
同時間帯には高2のCALLの授業も行われており、入れ替え制で先輩たちのプレゼンを見学していました。今年や来年の発表に向けて、刺激になったと思います。
 
真ん中の写真は「宇宙ゴミ」について発表している様子、右の写真は「先進国における貧困の問題」について発表している様子です。
 
発表のためのメモは手にしていましたが、ほとんどの生徒が聴衆とアイコンタクトを取りながら立派にプレゼンしていて、見ている私は感動しました。
 
と同時に、こうして主体的に問題意識を持って取り組んでいる生徒たちが、とても頼もしく思えました。
 
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