生徒帰宅困難時の対応

 

生徒帰宅困難時の対応について

生徒帰宅困難時の対応について
 
北豊島中学校・高等学校
 
北豊島中学校・高等学校は、災害発生時、生徒の生命と安全を第一義にした行動に徹し、万全の態勢で全教職員が事態に臨みます。
 
また、災害発生時には、東京都教育委員会策定の「学校危機管理マニュアル」を基本に、本校作成の「危機管理マニュアル」で行動計画が構築されていますが、北豊島学園の周辺(立地等)状況等を充分に踏まえた「北豊島の危機発生時行動計画」に基づいた迅速な対応を行います。
 
自然災害では、「予防」「事前準備」「発生時の応急対応」「復旧・復興」という時系列の行動基準が重要であり、それぞれ具体的で実践的に計画がなされなければなりません。
 
私学である本校には広範囲から生徒が通学しているという観点から、災害時に交通機関の問題により帰宅困難状況になる場合を想定した対応について一定の考え方を示したいと思います。
 
★ 帰宅することが困難であったり、危険を伴う恐れがある場合
(1)台風などが予想外の動きにより交通経路が遮断又はその恐れや危険がある場合
(2)地震などにより交通経路が遮断又はその恐れや危険がある場合
(3)広範囲にわたる停電事故により交通経路が遮断又はその恐れや危険がある場合
(4)NBCNuclear:核、Biological:生物、Chemical:化学)災害により交通経路が遮断又はその恐れや危険がある場合
 
※上記のような状況に対しては、
1. 本学園「危機管理マニュアル」に則って、まず生徒状況の把握が行われます。
2. 「安全が確認される」まで学校に生徒をとどめ、生徒の安全を確保します。その後、一定の安全が確認できた場合には、状況により徒歩通学圏(自転車を含む)の生徒は帰宅させます。
3. 交通経路及び治安状況に不安がある場合、安全確認がなされるまで生徒を学校内にとどめます。(宿泊も含め、学校を一時避難所として位置付けます。)
4. 安全確認は、東京都及び交通機関、地域情報を前提に本学園「危機管理マニュアル」に則って正確な情報収集を行います。
5. 帰宅途中、災害に遭遇した場合は、距離及び利便性を考えて学校に戻るか自宅に帰宅させます。ともに難しい場合は、近隣の公的施設(学校や公民館等)で避難者名簿に学校名と名前を記入すると同時に施設担当者の指示に従うことになります。
 
★保護者への連絡及び生徒の安否確認について
  生徒安否情報は以下のような手段によって保護者の皆様にお知らせします。
1. 本校ホームページにて学校全体の生徒への対応措置を掲載します。
2. 学年単位で毎週配信の電子メールで学年の生徒情報を配信します。
3. 登下校途中の災害で安否が未確認の場合、一時避難場所の特定を急ぎ、確認できしだい保護者に連絡します。
 
その他、広範囲に及ぶ地域火災、復旧のめどがたたない交通機関のマヒ、生徒に危険がおよぶ可能性がある犯罪、想定範囲を超える諸状況を含めて、学校として生徒の生命と安全を第一義にした措置を徹底します。
 
東北における大地震の経験から、安否確認が遅れることが想定されます。各ご家庭で生徒の登下校時の緊急避難場所を一定の距離又は駅ごとに決めておくことも重要です。
 
◎本校には、PTAのご協力のもと、救命水・非常食(3日分)、ブランケット、マスク、非常用ラジオ、携帯用救急箱等が、備蓄されています。
 
さいごに…
 
本校では、3・11の地震の際、学校に残っていた生徒(約100名)は、1:校庭避難 → 2:尾久の原公園退避 → 3:東館ロビー待機の後、スクールバス及び幼稚園バス、保護者迎え自家用車への同乗等を通じて数名を残して帰宅させることができました。
 
帰宅が不可能であった数名の生徒は安全確認ができた校内に宿泊させ翌日には無事に帰宅できました。下校途中であった生徒も、自宅又は学校まで徒歩で避難行動をおこなったことが早期に確認できました。一部生徒は、途中駅または途中駅近隣一時避難所(小学校体育館など)に誘導され、安全が確保されたことが早い段階で確認できました。後日の調査でも、災害時に怪我等の被害にあった生徒がなかったことは、生徒一人一人の冷静な行動のたまものであると思います。
 
一方、社会状況全体から、通信手段の長時間にわたる混乱や、交通機関の回復の遅れなどに起因する情報不足や不安は、日頃からの訓練の重要性を示唆しました。本校では、これまで以上に災害発生を想定した準備を怠らず継続してまいります。
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