学校法人 北豊島学園
北豊島中学校・高等学校

 

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学校長によるブログ

 
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北豊島の桜は・・・
2018-03-24
今年の冬は寒かったのに3月に入って急に暖かい日が続き、東京都心の開花予想は3月20日頃とニュースで話題になっていました。
 
北豊島の桜も例外ではなく、左の写真をご覧いただければおわかりのように、すでに三分咲きといったところです。
 
新校舎完成と創立90周年を記念して植樹された桜の木にも、花が咲き始めました(真ん中の写真と右の写真)。
 
本校の文化祭は「北桜祭」といい、本校の正式な校章にも使われている桜の花・・・。
 
校章の総体を日本の国花と呼ばれる桜の花で形づくり、その花びらの間に、同じ桜の花弁を黒い模様であしらっています。
桜の花は「清楚」「純潔」を、これを支える黒色の花弁は「質実」「努力」をあらわしているといわれます。(実際の校章の説明はこちら。)
 
桜は、さまざまな形で古典にも描かれてきました。
 
『伊勢物語』の「渚の院」には
「世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし
散ればこそ いとど桜は めでたけれ 憂き世に何か 久しかるべき」
といった歌のやりとりがありますし、
 
『徒然草』には
「花は盛りに、月はくまなきをのみ見るものかは。」
といった名文があります。
 
「花見」といえば、たいていの日本人は「桜」をイメージします。
それだけ日本人にとって、桜は特別な花なのですね。
 
本校の桜に関しては、とくに真ん中と右の写真の桜は、植樹して2年しか経っていませんので、今後どんなふうに花を咲かせてくれるか、とても楽しみです。
 
心温まるエピソード
2018-03-12
高校卒業式の前日の午後、ある塾の先生がご夫婦で来校されました。
そして、とても素敵なお花を頂戴しました(写真)。
 
今から6年前に入学した生徒が卒業を迎えるということで、卒業祝いに持ってきて下さったものです。
その卒業生は第一志望の国立大学に合格したので、うれしさも一入です。先生方の喜びようが、私にもひしひしと伝わってきました。
 
6年前といえば、私は入試担当をしていて、様々な塾を訪問しては広報していましたので、こうしてわざわざ本校を訪ねて下さったことに感謝感激です。
さらに、卒塾生の卒業に合わせてお気遣い下さったことに、それはもう、ことばで言い表せないくらい大感激でした。
 
卒業式当日の朝、その生徒に塾の先生が素敵な花を持ってきて下さったことを伝え、卒業式にご来校下さった保護者の方にも伝えることができました。保護者もとても喜んで下さり、後日、合格の報告に行くとおっしゃっていました。
 
とくに個人塾の先生にとっては、塾生は家族のようなものなのでしょう。
いつまでも気にかけて下さっていることがしみじみ伝わり、思わず心がじぃ~んと温かくなりました。
 
 
 
日本独特のことばを英語でプレゼン
2018-02-07
国際英語コースには「Call」(Computer Assisted Language Learning)という授業があり、各自がテーマに沿って調べた内容を、パワーポイントにまとめて英語でプレゼンテーションします。
 
本日、高校1年生の授業でその発表会があるというので、見学してきました。
1年生は、日本独特のことばを外国人に紹介するという前提で、そのことばの意味や起源、使い方や英語ではどのように表現できるのかできないかなどといったことを英語で発表します。
 
今日の発表は6組で、発表内容は、
 
「お茶の子さいさい」
「いただきます」
「ごちそうさま」
「タヌキ寝入り」
「木漏れ日」
「もったいない」の6つのことばでした。
 
私にとっては、英語で発表されるとわかりにくいところもあったのですが、生徒たちはできるだけ原稿を見ずに聴衆に向かって語りかけるように発表していて、その姿を見ているだけで「頑張っているな」と感心しました。
 
中には、発表中にクイズを取り入れて聴衆に参加してもらったり、いきなり感想や同意を聴衆に求めたり(それでも、聞いている生徒がすぐに反応していたので、これまたビックリ!)。
 
さらには、実演を取り入れたり、小物を用意して変装したり、これまでも何度か発表を見学したのですが、その内容やスキルという点で、「年々進化しているな。工夫しているな」と驚きの連続でした。
 
こうした経験を積むことによって、英語力だけでなく、わかりやすく説明するといった表現力が身につくのは当然ですが、生徒たちが楽しみながら参加している様子から、互いの発表を通じてたくさんの刺激を受けていることが感じられました。
 
中学入試が始まりました
2018-02-02
2月1日は東京の私学で中学入試が始まる日です。
学校では、朝早くから先生方が出勤し、受験生を迎える準備をしてくれています。
 
朝の打ち合わせが終わると、受験生を直接迎えて声をかけようと、私は正門付近に行ったのですが、すでに数組の受験生が控え室に入ったと聞いたので、控え室に行ってみました。
 
どの受験生も、お母様が付き添っておられ、私としては、受験生のみなさんが体調面で心配がないかどうか声がけをしたのですが、みなさん体調の方は良いようなので、まずは安心しました。
 
正門で来校してくる受験生や保護者の方を迎えていると、なんと言ってもまだ小学6年生、相当緊張した面持ちで入ってきます。私は笑顔で「大丈夫、落ち着いて頑張りましょうね」と声をかけると、「はい。」と笑顔で返してくれる受験生がほとんどでした。
 
付き添いの保護者の方も、受験生に負けず劣らず緊張している様子がうかがえました。
この日のために、相当に神経を使ったことと思います。
まずは、入試本番に体調を崩さず、試験に臨める環境が整えられた保護者に方のご苦労はいかばかりであったかと思うと、本当に頭が下がる思いです。
 
控え室で保護者の方とお話をしていると、「何もせずに座っているだけなのに、疲れるんですよね」とおっしゃるお母様が結構いらっしゃいます。
 
「その通りですよね。緊張されて気が張っているからでしょう。でも、お嬢さまはそんな中でも、問題に取り組んで頑張っています。きっと、お嬢さまの方がもっと疲れているに違いありません。戻ってきたら、『一日よく頑張ったね』とねぎらってあげてください。」と申し上げました。
 
これが今日だけにとどまらず、あと数日続くご家庭もあります。
親子で臨む中学受験、各ご家庭が素晴らしい「中学受験物語」を作られるよう、心から祈っています。
 
 
中学マラソン大会
2018-01-23
1月20日(土)毎年恒例の中学マラソン大会が行われました。
今年で16回目を迎えますが、私自身が生徒といっしょに走るのは3回目です。
 
左の写真はスタート直後の様子です。
トップ集団は日頃の成果を出そうと競い合いながら、どんどん進んでいきますが、中には走るのが苦手で、マイペースで走るのが精一杯という生徒もいます。
 
コースは1周2kmで2周走る(4km)のですが、ちょうど2年前、生徒といっしょに走っている時に、良いアイディアを思いつきました。
 
1周目は最後尾の生徒といっしょにゆっくり走り、2周目は逆走してゴールに向かって走る生徒に声をかける。そうすれば、先頭集団から最後尾まで、一通り声をかけられるというものです。
 
今年もその作戦で、1周目は最後尾の生徒といっしょに走り(真ん中の写真)、2周目は逆走して上位を競って走っている生徒から中団を走る生徒、そして後方集団まで、みんなに声をかけることにしました。
 
トップはなんと、私が最後方の生徒と1周目の後半を走っていると、サアーッと追い抜かしていきました。
「うわあ、早いねえ! ガンバレ~!!」と、トップを走る生徒の背中に向かって声をかけるしかありませんでした。
1周目が終わると逆走して、生徒全員の走っている様子を見ながら声をかけましたが、最後尾の生徒たちは本当に苦しそうで、それでもあきらめず最後まで粘って走りきりました。
 
後日行われた表彰式で、上位の生徒たち(右の写真)は、順位に一喜一憂していましたが、後方の生徒たちは完走しただけでも大したものです。
 
そして、予想外のうれしいことが一つありました。
1周目は最後尾の生徒数名といっしょに走っていたのですが、そのうちの一人が私のところにやってきて、
「校長先生、マラソン大会でいっしょに走って下さり、ありがとうございました」
とお礼を言ってくれたのです。
 
お礼を言われるほどのことではないのですが、その生徒にとっては、私が「ガンバレ、マイペースでいいからね、1、2、1、2」と声をかけていたのがうれしかったようです。
 
何回か生徒といっしょに走っていますが、お礼を言われたのは初めてでした。
「いいえ。お礼を言われるほどのことではないよ。最後まで粘って走りきったね。」と声をかけると、その生徒はニコッと微笑んでいました。
 
来年はどんなドラマが待っているのでしょうか。
私にとっては、生徒といっしょに走りきる体力を維持するのが、今後の目標となりそうです。