北豊島中学校・高等学校ではリベラルアーツ教育と英語教育に力を入れ、社会で活躍できる女性の育成を目指しています

学校法人 北豊島学園
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学校長によるブログ

 
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中学入試説明会
2017-12-25
12月24日(日)中学入試説明会を実施しました。
小6対象の説明会でしたが、小5のご家族も来校されたため、特別に学校説明会を設定し、小学生のみなさんにはミニ体験学習に参加していただきました。
 
小6の受験生にとっては、冬休みに入り冬期講習などにも力が入る重要な時期です。
冬期講習中で保護者のみの参加もありましたが、受験生の表情からは緊張感が感じられました。
 
説明会当日は、入試問題の傾向と対策の他、6年生対象「国語、算数ワンポイントレッスン」も行いました。受験生のみなさんの参考になれば幸いです。
 
さて、これからの時期は、第一に健康管理、次に気持ちの面で安定していることが大きなポイントとなります。
保護者のみなさまにとっても神経を使う時期となりますが、お嬢様方の健康面と精神面でのフォローを、切にお願いいたします。
そして、ご家族にとって二度とない、素晴らしい「中学受験物語」をお作り下さい。
受験生のみなさん一人ひとりが、健康面でも気持ちの面でも一番良い状態で本番が迎えられますよう、心から祈っています。
 
年明けの1月7日(日)も、同様の入試説明会を実施します。
本校を受験する予定のみなさんのご来校を、心からお待ちしています。
北豊島は、頑張るみなさんを心から応援しています。
 
それでは、健康に十分に留意して、良いお年をお迎え下さい。
 
荒川区立中学校の校長先生方との話の中で感じたこと
2017-12-23
昨日、荒川区立中学校の校長先生方と情報交換をする機会がありました。

本校は私立中高ですので、区立中学校の校長先生方とお話する機会はめったにないのですが、さまざまな話をすることができ、私にとっても貴重な機会でした。
 
本校では、毎年10月に近隣の中学生を対象とした英語スピーチコンテストを実施していますが、今年の最優秀賞を獲得した中学校の校長先生は、
 
「北豊島でこういうコンテストを実施して下さっていることは、本校の生徒にとっても、とても励みになります。生徒だけでなく指導する教員も一生懸命で、優勝目指して頑張ろうといった雰囲気で、生徒も教員も力が入っています」
とおっしゃって下さいました。
 
本校が昨年まで新校舎建築工事の関係で校庭が使えない状況の中、近隣の公立中学の先生のご協力により、テニス部などは合同練習に誘っていただいたり、練習試合を数多く設定していただくなど、とても助かっていたのですが、その中学の校長先生は、
 
「近々、うちの中学でテニスの合同練習試合をやるのですが、北豊島さんも参加する予定なんですよ。いろいろな学校と一緒に練習することで、本校の生徒にとっても刺激になりますから、むしろこちらもありがたいんですよ」
とおっしゃって下さいました。
 
私立学校で試合に参加したのは本校だけでしたが、驚いたのは、校長先生が合同練習試合で来校する中学校名を把握されていたことで、思わず感動してしまいました。
 
今後も、近隣の中学校の先生方と交流する機会があると思います。
地域の方々に理解していただける、あるいは地域に貢献できる学校といった視点を忘れず、今後も積極的に関わっていこうと改めて感じました。
 
「税の作文・標語」表彰式
2017-11-21
毎年、中学生が課題に取り組んでいる「税についての作文」と「税の標語」の表彰式が、11月20日(月)、日暮里のホテルラングウッドで行われました。
 
今年は、作文の部で中3のK.Sさんの作品「納税の優先順位」が、東京国税局管内納税貯蓄組合連合会優秀賞を受賞、また、標語の部で中2のS.Gさんの作品「税を知り きちんと納税 豊かな生活」が、全国間税会総連合会入選を果たし、表彰式に招待されました。
 
中でも、中3のK.Sさんは作文の部の代表として、表彰式後に全体の前で作文を朗読しました。緊張していたでしょうが、立派に朗読することができました。
 
税金というと、中学生にとっては「消費税」が一番身近に感じるでしょうが、K.Sさんは「ふるさと納税」のあり方に疑問を呈し、本来あるべき納税の姿にまで言及するなど、私自身、彼女の朗読を聞きながら、なるほどと感心しました。
 
写真は、表彰された二人の様子です(左がK.Sさん、右がS.Gさん)。
 
留学生からの報告 ~日本人としての責任感~
2017-10-13
この夏から1年間の予定でタイへ留学している生徒がいます。

交換留学制度を利用しているのですが、英語圏ではないタイともなると、私などには想像もつきません。
言葉の問題、食事の問題、生活習慣の問題・・・。
さまざまな点で不安が頭をよぎります。
 
しかし、本校のAさんは、どこの国に派遣されるかわからない中でも、できればタイに行きたいと考えていたそうです。
そのAさんから月1回のペースで送られてくる報告書が私のもとに届きました。
 
これまでもさまざまな留学生からの報告書を見てきましたが、今回のAさんの報告書を読んでいて、思わずうなってしまいました。
 
「タイに来てからもうすぐ2か月経ちます。私は元気で楽しく過ごしています。タイにも徐々に慣れてきて、私はいろいろなことを感じ、考えるようになりました。・・・私は今まで一度も海外に行ってことがなく、もちろん海外で過ごしたこともありません。・・・海外初心者の私は、ホームステイどころか自分がどうやって過ごすべきなのか、時々とても不安になります。・・・」
 
元気で楽しく過ごしているけれど、不安になる。どういうことなのだろうと思ったら、
「(住んでいる地域には)日本人はほとんどいません。私は今までボランティアできている日本人の先生一人しか、日本人に会ったことがありません。タイは親日国であり、多くの人が日本に興味があり、日本に行きたいと思っています。そのため、日本人のことや習慣について聞かれた時、自分が基準になってしまうのではないかと思います。」
 
「日本のことを聞かれた時、自分はいかに日本のことを知らないかがよくわかりました。そして日本人でも日本について知らないことは沢山あるのだと思いました。」
 
よく、将来は海外で仕事をしたい、過ごしたい、といった希望を持っている生徒に対して、以前は授業の中で「日本人として、日本のことをきちんと説明できなければ恥ずかしい。歴史や文化、習慣などについて質問されて答えられないと困るぞ」などと言ってきましたが、教員が話すよりも、こうした実際の留学生の痛切な思いを読んだ方が、よりグッと感じられます。
Aさんは、元気に楽しく過ごしながらも、一方でもどかしさも感じているようです。言葉や習慣、文化を学ぶだけでなく、一人の日本人として、といったより根本的なことも留学生活で学んでいるんだなとしみじみ感じました。
 
Aさん、頑張ってください。
心から応援しています。
 
北桜祭
2017-10-11
10月8日の北桜祭は天候に恵まれ、秋晴れの中迎えることができました。
 
今年の北桜祭のテーマは
「A spark of magic ~青春の輝き~」です。
 
昨年、創立90周年を迎え、今年は100周年に向けての第一歩となりますが、生徒たちがどのような「青春の輝き」を見せてくれるか、とても楽しみにしながら校内を巡りました。
 
舞台発表や展示、模擬店など、生徒それぞれが自分にできる最高のパフォーマンスを意識して取り組んでいる様子がうかがえて、とても感動しました。
 
毎年多くの保護者の皆様にご来校いただいていますが、PTAをはじめとして、「お父さんの会」などでお手伝いいただくことも多く、心より感謝申し上げます。
 
それから、北桜祭といえば、毎年多くの卒業生も来校します。今年も多くの卒業生に会えてとてもうれしかったのですが、なんと私が北豊島に赴任した1年目に担任をした卒業生が、娘さんを連れて来校してくれたのです。
 
卒業後はほとんど会ったことがないのですが、今でも年賀状のやりとりはしています。また、事前に来校すると連絡をくれたので、
「はてさて当時の面影はあるだろうか」
「見た時にわかるだろうか」
と不安だったのですが、職員室に入ってきた時に一目見てハッとわかりました。
 
やはり当時の面影はしっかり残っているんですね。
懐かしい話をたくさんすることで、なんだか当時に時間が戻ったような感覚になりました。
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