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学校長によるブログ

 
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朔旦冬至
2014-12-22
「さくたんとうじ」と読みます。
今日は冬至、しかも、19年に1回しかめぐってこない「朔旦冬至」の日だということを知り、今朝の全校集会で話題にしました。
 
中学生にとってはちょっと難しいかなと思いつつ、今日だからこそ話題にできること、しかも、それが19年に1回しかめぐってこないともなれば、話題にしないわけにはいきません。
 
「朔旦冬至」というのは新月と冬至が重なるという貴重な日で、月の復活(新月の後は、だんだん月が大きくなる)と太陽の復活(冬至の後は、だんだん日照時間が長くなる)が重なるめでたい日とされています。日本では古くから、朝廷でも盛大な祝宴などが行われていたそうです。
 
この「朔旦冬至」は19年に1回しかめぐってこない。
つまり、今の中高生にとっては、生まれて初めての朔旦冬至になるわけです。
 
今朝の新聞の一面には「冬至」と書かれていますが、学校でとっている新聞三紙を見ても、朔旦冬至については話題になっていません。
日本では明治時代ごろから、古い因習については、今後儀式等は行わないこととしたそうです。
 
とはいえ、世の中には不思議なことがたくさんあります。
これは全校集会では話しませんでしたが、ウィキペディアで調べてみたら、今年の前の朔旦冬至は当然のことながら19年前の1995年、ところが、今年の次の朔旦冬至は2033年ではなく、2052年と書いてあるのです。
 
どうやら、旧暦2033年問題というのがあって、西暦2033年秋から2034年春にかけて、日本の旧暦の月名が天保暦の暦法で決定できなくなる問題があり、1844年(天保15年)に天保暦が制定されて以来、このような不都合が生じるのは、2033年秋~2034年春が初めてなんだそうです。
 
2033年ともなれば、ずいぶん先の話ですが、またその頃になると今以上に話題になるだろうと思います。
 
 
特別奨学生セミナー
2014-12-21
本日行われた小6女子対象の「特別奨学生セミナー」、保護者の待機場所にて、受験生の保護者の方とお話しする機会がありました。
保護者からは、本番が近づいてきたことへの不安や悩みなども多く聞かれました。
 
私としては、20年以上中学受験の初日(2/1)の様子を見てきて、ただもう、健康面においても、気持ちの面においても、いい状態で当日を迎えてくれることを祈るばかりです。
 
私自身、中学受験の経験はありません。小6のこの時期、自分が何をしていたかといえば、クリスマスやお正月を楽しみにして、とりあえず学校から出される宿題だけは早いうちに終わらせて、あとは遊ぶことばかり考えていたと思います。
 
そう考えれば、小学6年生の女の子が、遊びたくて仕方ないこの時期に、「中学受験」という目標に向かって塾に通いながら勉強に取り組んでいる…、それだけでもまず「えらい!」とほめてあげたい気持ちでいっぱいです。
 
保護者の方にしてみれば、たとえば、「成績がなかなか上がらない」、「モチベーションが下がっている」、「同じミスを何度もくり返す」などなど、歯がゆく思うことがたくさん出てきて、ついついお嬢様に対して小言を言ってしまうことが多くなっているようです。
 
しかしそれでも、お嬢様方は中学受験を考えていないごく普通の小学6年生よりも頑張っていることは事実です。この頑張りに対しては、ぜひ折に触れてほめてあげてほしいと思います。
 
なんと言っても小学6年生、大人に比べれば、まだまだ精神的に弱い部分がたくさんあると思います。不安にうちひしがれてしまいそうになることもあるでしょう。
 
お母様だったら、そんな時は、何も言わずにギュッと抱きしめてあげるだけでも、お嬢様はホッとするのではないでしょうか。
お母様方とお話ししていて、ふと、そんなことを思いました。
 
本校では、12月23日(祝・火)と1月11日(日)に小6対象の入試説明会を行います。
どちらも同じ内容で行いますので、本校を受験校の一つに考えて下さっている方には、いずれかの日程でけっこうですので、ぜひご参加いただければと思います。
 
 
タワークレーン
2014-12-17
快晴の寒空にそびえ立つ右の写真のタワークレーン、あまりに高くて上から下まで一枚の写真に収まりません。
 
それもそのはず、業者の方の話では約25mあるとのこと。
このタワークレーンが工事現場に搬入されて工事が続いています。
 
これだけ高いと倒れるんじゃないかと心配してしまいますが、業者の方の話では、倒れたことはないとのこと。
 
あまりの高さに、しばらく見ていると首が痛くなります。
着々と進んでいる工事ですが、これから先はだんだん形がはっきりしてくると思います。
 
今日もしばらく前の卒業生が来校し、職員室から工事の様子を見入っていました。
卒業生たちにとっても、工事の様子が気になるようです。
 
 
卒業生 中2進路研究の講師として来校
2014-12-13
今年、中学で教育実習を行った卒業生Nさんが、中2の進路研究の一環で「高校進学に向けて」の話をするために来校してくれました。
 
北豊島高等学校には3つのコースがありますが、Nさんは特進コースの出身。
各コースの細かい説明というより、高校の特色・雰囲気について語ってくれたようです。
 
中2では今後、高校の3つのコースについてグループごとに研究して、学年全体の前でプレゼンを行うとのこと、その参考になるような話を心がけてくれたようです。
 
話を終えて校長室を訪ねてくれたNさんは、彼女自身が中学に在学していた時よりも、発表学習の機会が多いということと、発表の内容がレベルアップしているなと感じたそうです。
 
今後は、大学院に進学する予定で、中高の教員免許だけでなく、小学校の免許も取得して、いずれは教育現場で活躍したいと抱負を語ってくれました。
 
 
懐かしのスチール製広告看板
2014-12-12
東館ロビーに、今年度の高文連「写真展」に出品した作品が展示(左の写真)されています。
 
どの写真も趣向を凝らした写真で、何度見ても飽きないのですが、中でも「昭和」を強く感じさせる写真(右の写真)があって、微笑まずにはいられませんでした。
 
わかる人にはわかる、大村崑さんの「オロナミンC」をはじめとするスチール製広告看板です。
 
今でもまれに、こうした看板を見ることはありますが、これだけ並んでいるところを見ると、おそらくコレクターが集めて壁に貼っているのでしょう。
 
個人的には「ボンカレー」が見当たらないのが残念でしたが…。
もしかしたら、写真の枠外にあったのかもしれません。
 
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