本日行われた小6女子対象の「特別奨学生セミナー」、保護者の待機場所にて、受験生の保護者の方とお話しする機会がありました。
保護者からは、本番が近づいてきたことへの不安や悩みなども多く聞かれました。
私としては、20年以上中学受験の初日(2/1)の様子を見てきて、ただもう、健康面においても、気持ちの面においても、いい状態で当日を迎えてくれることを祈るばかりです。
私自身、中学受験の経験はありません。小6のこの時期、自分が何をしていたかといえば、クリスマスやお正月を楽しみにして、とりあえず学校から出される宿題だけは早いうちに終わらせて、あとは遊ぶことばかり考えていたと思います。
そう考えれば、小学6年生の女の子が、遊びたくて仕方ないこの時期に、「中学受験」という目標に向かって塾に通いながら勉強に取り組んでいる…、それだけでもまず「えらい!」とほめてあげたい気持ちでいっぱいです。
保護者の方にしてみれば、たとえば、「成績がなかなか上がらない」、「モチベーションが下がっている」、「同じミスを何度もくり返す」などなど、歯がゆく思うことがたくさん出てきて、ついついお嬢様に対して小言を言ってしまうことが多くなっているようです。
しかしそれでも、お嬢様方は中学受験を考えていないごく普通の小学6年生よりも頑張っていることは事実です。この頑張りに対しては、ぜひ折に触れてほめてあげてほしいと思います。
なんと言っても小学6年生、大人に比べれば、まだまだ精神的に弱い部分がたくさんあると思います。不安にうちひしがれてしまいそうになることもあるでしょう。
お母様だったら、そんな時は、何も言わずにギュッと抱きしめてあげるだけでも、お嬢様はホッとするのではないでしょうか。
お母様方とお話ししていて、ふと、そんなことを思いました。
本校では、12月23日(祝・火)と1月11日(日)に小6対象の入試説明会を行います。
どちらも同じ内容で行いますので、本校を受験校の一つに考えて下さっている方には、いずれかの日程でけっこうですので、ぜひご参加いただければと思います。