昨日、小6女子対象の「特別奨学生セミナー」を本校で実施しました。
これは、無料の模擬試験で、中学受験の基礎から標準レベルの問題に、本番さながらの雰囲気の中で体験していただけるイベントです。
保護者の方も付き添いで来校される方が多く、テストが終わるまでの間、保護者控え室にてお話をしたり質問に答えたり、私にとっても有意義な時間を過ごすことができました。
1時間目の国語のテストが始まる前、各教室の様子を見て回ったのですが、開始5分前まではリラックスしている受験生が多かったものの、開始1分前にもなると、見ている私にも伝わってくるくらいの緊張感が、教室内にピンと張り詰めている様子が手に取るように感じられました。
そしてチャイムが鳴ると、一斉に受験生の手が動き、解答用紙をひっくり返して名前を書く児童、問題冊子のページ数を確認する児童、それぞれ手順は違うものの、集中して取り組む様子が伝わってきました。
控え室では、テストが終わるまで待っている保護者の方々が…。さぞかし手持ち無沙汰だろうと、できるだけ保護者の方に声をかけるように努めました。
中には、昨年から本校にアクセスのあった保護者の方から、「昨年まで、説明会で中心にご説明されていた先生が校長先生になったんですね。びっくりしました。応援しています」と励ましのお言葉を頂戴したり、「先生のブログ、読んでます。2~3日更新されていないと、お忙しいのかなとは思いますが残念です」といったお話まで。
以前、小6の受験生までブログを読んでくれていることについて書きましたが、受験生の保護者の方にもこうして読んでいただいていることに感謝しつつ、「ハイ、できるだけ頻繁に更新できるようにします!」とお答えしました。
私学には建学の精神がありますから、学校とご家庭とのマッチングが何より重要と考えていますが、受験する、しないは別として、まずは知っていただくことが大切です。
この、特別奨学生セミナーは11月、12月と続きますので、また、一人でも多くの方に北豊島を知っていただけたらと思っています。