北豊島中学校・高等学校ではリベラルアーツ教育と英語教育に力を入れ、社会で活躍できる女性の育成を目指しています

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学校長によるブログ

 
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地鎮祭が終わって
2014-10-04
10/2(木)に新校舎建築に伴う地鎮祭を執り行い、今後はいよいよ新校舎建築に向けての工事が本格的に始まります。
 
古い校舎の解体工事と整地がほぼ終了し、次の工事の準備として、校庭にはマス目状に線が引かれていました。
 
こうして見ると、意外と広かったんだなあと改めて思います。
 
左の写真の、白い砂が敷いてあるところが、地鎮祭を行った場所です。
 
今後も、節目節目で、工事の進捗状況についてはお知らせしていこうと思います。
 
 
地鎮祭
2014-10-02
本日(10/2)、新校舎(仮称:中央棟)新築工事の地鎮祭が行われました。
 
厳粛な雰囲気の中、午前11時から約30分にわたって神事が進みましたが、生徒代表で参列した中高生3名は、緊張した面持ちでした。
 
地鎮祭も無事に終わったことで、今後は本格的に新校舎建築に向けての工事が始まります。
 
尾久八幡神社からお越し下さった神職の方の、一挙一動が緊張感に満ちており、とくに「降神の儀」と「昇神の儀」では、私自身も背筋がピンとなるような感覚をおぼえました。
 
地鎮祭終了後、理事長をはじめ、中高の代表生徒、幼稚園の園児、そして私とで、鍬入れの記念写真を撮りました。
 
今後、無事に工事が進むことを、私自身も心から祈っています。
 
 
先輩の話を聞こう(中3)
2014-09-30
中3生の、高校進学時のコース選択の参考にしてもらおうと、9/27(土) 卒業生の先輩から直接話を聞く機会を設けました。
 
来校してくれた先輩は現役の大学生たち。
高校でのコースの特色と、雰囲気、また、現在の大学の様子などについて、それぞれ話してくれました。
そして、中3への話が終わったあと、2名の先輩が私のもとを尋ねてくれました。
 
Yさんは現在、獨協大学 外国語学部英語学科の3年生、来年は本校で教育実習をする予定です。大学では「第2言語の習得」とテーマにしたゼミに属し、ドイツ語も勉強しているそうです。
 
できれば社会人経験を積んだあとに教職に就いて、英語を教えたいという、今後の目標について語ってくれました。
 
Mさんは現在、東京電機大学 工学部環境化学科の3年生、環境問題をテーマに化学と生物を基盤とする新しい技術の研究を目指し、とくに微生物に関する研究を専門にする予定とのこと。
 
将来は、環境問題を解決するための方策に関わる業種で、あるいは食品関係の企業で活躍したいと抱負を語ってくれました。
 
先輩たちが多数来校してくれ、近況や将来の夢を語ってくれることは、私にとっても在校生にとっても励みになり、とてもありがたいことです。
 
10月には北桜祭もあるので、またたくさんの卒業生が遊びに来てくれると思います。今からどんな卒業生に会えるか、とても楽しみです。
 
中3生対象の講演会の様子は、広報室だよりでも紹介しています。ぜひご覧ください。
「広報室だより」は、こちら
 
 
就職内定&進学報告(卒業生来校)
2014-09-27
現在大学4年の卒業生3名が遊びに来ました。3名は高校在学中からとても仲が良く、今回も3人そろって来てくれました。卒業生の来校が多いというのも、女子校ならではかもしれません。
 
Kさんは大手都市銀行の子会社で委託業務を中心に行うとのこと。
Hさんは大手証券会社に就職内定。
Aさんは就職せず、大学卒業後、保育系の専門学校に進学するとのこと。
 
Aさんは大学在学中、海外ボランティアに参加したことがきっかけで、子どもの世話をする仕事をしたいと思うようになったとのこと。大学4年になって、本気で就職も考えたそうですが、どうしても保育系の夢を諦めきれず、就職活動はせずに進学する決断をしたそうです。
 
3名が在学時、私は古典を担当していたので、当時のことを思い出しながら懐かしい話をしばらくしました。
 
ちょうど新校舎に向けての工事について話している時、Hさんが今でも北豊島での学校生活を夢で見ると言ったことで話は盛り上がりました。
 
「いや、冗談じゃなくて本当に見るんです。この前は、職員室から理科室に向かって走っている夢を見ました」
「ずいぶん、リアルな夢だね」
「懐かしい校舎が解体されるのは寂しいですね。今日、学校の様子を見て、なんだか寂しい感じがしました。」
「う~む…。」
「でも、新しい校舎が完成する頃には、私は企業で働いているので、近況報告にまた来ます」
 
とうれしいことを言ってくれました。3名とも進む道はそれぞれ違いますが、きっとまた三人そろって母校を訪ねてくれると思います。
 
 
アナログとデジタル
2014-09-26
先日(9/20)のブログで話題にした、中学時代の「テレビ・電話」(一家に1台)を思い出し、思わず苦笑いしてしまいました。
 
当時、テレビはもちろん「チャンネルを回す」、電話(黒電話)ももちろん「ダイヤルを回す」、一家に1台しかないだけでなく、どちらも「アナログ」なんですね。
 
テレビの場合、1台しかないので、当然のことながら「チャンネル権」は父親にあります。日曜の夜だけ、「笑点」から「サザエさん」までは家族共通の番組なので、みんなそろって見ました。
 
父はNHK(1ch)のニュースを見ることが多く、そこから例えばフジテレビ(8ch)にするには「2→3→4→5→6→7→8」といった具合に、チャンネルを回す手順が必要になります。
 
「5→6」あたりでは、あと少しで目的の「8ch」にたどり着くので、もうワクワクです。いかにもアナログですが、今の生徒には通じない話題です。
 
今ならテレビの近くまで行かなくても、リモコンで「1」→「8」はボタンひとつです。今ならごく当たり前なのですが、中学時代のことを思い出すと「素晴らしきかな、デジタル!」とは思えないんです。
 
電話も1台しかないので、長電話は禁物。
相手の電話番号は親しければ親しいほど「暗記」します。当時、神奈川に住んでいた私は、東京にかけるには「03」から始まるので、ダイヤル「0」を回すと、戻るまでずいぶん時間がかかります。「3」は比較的早く戻ります。これも、今の生徒には通じない話題です。
 
電話番号を暗記していると、ダイヤルを回すことが、一つのリズムになっているような感覚があります。
 
今の携帯電話の場合、相手の名前や履歴から自動的にかけられるため、ほとんどの場合、相手の電話番号は覚えていませんし、自分の番号もあやしいくらいです。ダイヤルのようなリズムもありません。やはり、「素晴らしきかな、デジタル!」とは思えないんです。
 
デジタルにはデジタルなりの利点があるということは頭ではわかっているし、現実に今、アナログを使おうとも思わない。また、今ではアナログを使いたくても使えない。
 
でも、当時のことを思い出すと、「アナログっていいなあ」なんて思ってしまいます。
 
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