昨日と今日は、たくさんの卒業生が北桜祭に来校してくれました。
さまざまな卒業年度の、さまざまな卒業生が、一気に目の前に現れるので、なんと言ったらよいのでしょう…、抜き打ちテストのようなものです。
もちろん、一度でも担任をしたことのある生徒なら、どんなに古い卒業生でも忘れることはありませんが、授業を担当しただけの生徒ともなると、古い卒業生になればなるほど、名前がなかなか出てきません。
「先生、私のこと、覚えていますか?」
「う~む…。」
名前を書いたカードを、記憶の引き出しから取り出す前に、まずネクタイの色が甦ってきます。
「ずいぶん前だからなあ、でもネクタイは赤だったよね?」
「そうですぅ!」
という感じでいくつか話のやりとりをしているうちに名前を思い出すことが多いのです。
さて、今年の6月に本校で教育実習を行った3名の卒業生も来てくれました。
その3名は同窓会(櫻美会)が出店するカレー屋のお手伝いもしてくれました。
北桜祭が終了して、夕方になってから、2名の卒業生が校長室を訪ねてくれました(写真)。
Hさんは、実習期間中、高1のクラスと英語を担当し、現在は就職活動を行っているとのこと。
「企業で数年は実務を経験して、その後、改めて教職に就きたいと考えています」と話してくれました。
Sさんは、実習期間中、中1のクラスと理科を担当し、現在、教職に就くための活動をしているとのこと。
「私、教員になりたいんです」と力強く語ってくれました。