1月22日、「カナダ学期研修」の見送りに行ったところで、卒業生にバッタリ会いました。
平成19年度卒業のH.T.さんは現在、ユナイテッド航空の関連会社で勤務していています。
「これから本校生徒がカナダの研修に出かけるんだよ」というと、彼女は
「私もつい最近、カナダから帰国したばかりなんです」とのこと。
在学中からピアノが得意で、合唱コンクールなどでは伴奏者として活躍していたTさんでしたが、まさか成田空港で勤務中に会うとは思いませんでしたので、Tさんとわかった時は、私も驚きでした。
ちょうどこの日は高校生6名が参加する「カナダ学期研修」の見送りで行ったのですが、生徒たちが出発口に入って手荷物検査を受けている時間、検査が終わって出国手続きに行く途中に、もう一度会えるかなと思いながら歩いていた時のことです。
前方からCAの服装に身を包んでいる女性が二人、こちらに向かって歩いてきます。
私は何の気なしに歩いていたのですが、たまたまその二人のうちの一人と目が合い、女性がハッと驚くような表情をするではありませんか。
私は、最初気がつかなかったのですが、目が合って彼女がハッとする表情を浮かべた時、
「あれっ?」と思い、次の瞬間に「もしかしてTさんか?」と思い浮かんだのです。
近づいてお互いに確かめ合って、さらにビックリ!
勤務中ということもあり、短い時間しか話せませんでしたが、彼女が在学中、授業を担当したこともあって、懐かしさも一入です。
空港や機内で働くとなれば、さぞかし英語も駆使しながら頑張っているのでしょう。
中学時代から英語週8時間やっていたことが、こういうところで生きているのだなあと、しみじみ感じられます。
Tさんは「また近況を連絡します」言ってくれ、その場で別れました。
偶然とはいえ、思いがけず卒業生に出会ったりすると嬉しいものです。
授業で教えていた10年以上前のことが脳裏に浮かんできて、私自身も若返るような気がしました。