北豊島中学校・高等学校ではリベラルアーツ教育と英語教育に力を入れ、社会で活躍できる女性の育成を目指しています

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学校長によるブログ

 
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中学再開1期生同窓会
2016-03-28
3月26日(土)、平成2年度に入学した中学再開1期生の同窓会が行われました。
 
私は彼女たちが中2の時に、20代半ばで担任をしました。
もうずいぶん前の話になりますが、ほとんどの卒業生は当時の面影を残していて、見ればすぐに名前が浮かんできたので、安心して参加することができました。
 
在学当時、担任などでお世話になった先生方も参加して下さり、同窓会は懐かしい話で大いに盛り上がりました。
 
歓談後は、懐かしい写真や学級新聞をプロジェクターで映し出して楽しんだり、新校舎見学ツアーを行ったり、懐かしい先生方から話をしていただいたり、あっという間の4時間でした。
 
写真は、参加者の集合写真と、担任をして下さった先生方からのお話を聞いている場面です。
 
 
平成27年度 修了式
2016-03-24
3月に入り、慌ただしく高校卒業式、中学卒業式、通信制課程卒業式を迎え、3月23日には平成27年度修了式を行いました。
 
3月は別れのシーズン。
とくに高校の卒業式では、その後の進路がそれぞれ分かれることもあり、3年間、6年間にわたる本校での学校生活を終えたことで大きな節目を迎え、その感慨も一入であったと思います。
 
一方、修了式では、この一年間の振り返りをするとともに、新しい年度に向けての目標を設定することの重要性について話しました。
 
年度末ということもあり表彰する機会もあったのですが、70名の生徒がこの1年「皆勤」であったことで、一人ひとりの呼名が行われました。
 
卒業した中3や高3の皆勤者も含めると、実に全校生徒の25%以上が1年間の皆勤であったことになります。
 
学業が優秀であること、文化やスポーツの分野で秀でた成果をおさめることも、もちろん素晴らしいことですが、皆勤で学校生活を送ることも、それに負けず劣らず素晴らしいことだと思います。
 
その他、多くの分野で表彰することができたことは、私にとっても、学校にとっても、とても喜ばしいことでした。
 
 
北豊島の校歌について
2016-03-01
本校の校歌は歴史が古いだけに、使われていることばも古めかしいものとなっています。
歌詞の内容を理解してもらうため、高1合宿オリエンテーションでは校歌に込められた思いについて解説しています。
 
3月に入り、高3生は卒業式が間近に迫っているため、みんなで校歌を歌う機会は卒業式が最後になることでしょう。
 
以下が北豊島の校歌です。左側が歌詞、右の( )の中は内容をわかりやすく説明したものです。
 
一 天地のむた 極みなく   (天地に限りがないように 永遠に)
  世界に輝く 日の本の   (世界に光り輝く 日本の)
  婦人の分に 目覚めつつ  (女性のあるべき姿を 意識して)
  真の道を 雄々しく行かん   (正しい道を 勇気を持って元気よく進もう)
  いざ乙女子 我等     (さあ、がんばろう 乙女である私たち)
 
二 朝日に匂う 桜花       (朝日を浴びて美しく映える 桜の花のように)
  心の色も 言の葉も    (心も ことばも)
  気高く清く 淑やかに   (気高く清く しとやかに)
  知徳を磨き 鍛えん体を  (知恵と人格を磨き 身体を鍛えよう)
  いざ乙女子 我等     (さあ、がんばろう 乙女である私たち)
 
一番の「婦人の分に 目覚めつつ 真の道を 雄々しく行かん」は、( )の中をご覧いただければわかるように、創立者が大切にしていた思い、つまり「社会に出て活躍できる女性」を育てるために、一人ひとりの良いところをしっかり自覚して、その良いところを伸ばしていこうといった思いが込められています。
 
女子校の中には「良妻賢母」を育てるために創立された学校もありますが、本校は創立当初から「女性の社会進出」を念頭に置いた教育活動を展開していました。その気概が伝わる歌詞と言えます。
 
一方、二番は、
「朝日に匂う 桜花 心の色も 言の葉も 気高く清く 淑やかに」と、一変してやわらかいことばが続きます。
 
しかし、その後は「知徳を磨き 鍛えん体を」と、本校が目指している教育目標が力強く掲げられ、二番の歌詞全体としては、本校の校訓「誠実、和敬、温雅」を意識したものになっています。
 
在校生には、歌詞全体からくみ取れる創立者の思い、そして本校の教育目標などを、歌う度に意識しながら学校生活を送る際の指針にしてくれたらと願っています。
 
また、卒業する高3生には、北豊島で過ごした学校生活を振り返るだけでなく、改めて校歌の内容をかみしめながら、次の進路へと羽ばたいていってほしいと思います。
 
 
中3茶道(お茶会)
2016-02-24
本校では情操教育の一環として、中3全員が茶道(裏千家)を必修で学びます。
 
1年間の成果として、最後の授業ではお世話になった先生方をお招きしてお茶会が開かれるのですが、そこに私も招待され参加しました。
 
私自身、茶道の心得がないもので緊張しましたが、生徒たちは真剣な表情でお茶をたててくれました。
一つひとつの所作に「繊細さ」が感じられると同時に、スカートをはいた状態での、畳の上での過ごし方をしっかり学んでいるなと微笑ましく感じました。
 
久しぶりに正座をしたので、私だけでなく、部屋を退室する際はつらそうな表情を浮かべている先生が見受けられました。
 
今回のお茶会には、昨年9月から本校に勤務しているネイティブ教員Fairclough先生も参加。
和菓子と抹茶でのおもてなしに、日本文化の素晴らしさを感じたようです。
 
私に話してくれた感想は、
1月に何度かHRに出向いて関わった中3生たちはとても明るく、賑やかな印象を受けたけれど、お茶会では一つひとつの動作に決まりがあって、静かな雰囲気で行われていたことに驚いたそうです。
でも、それがまた日本の素晴らしい文化の一つだと実感したとのこと。
 
さらに、和菓子が甘すぎず、とても美味しかったということと、慣れない正座で足は痛かったけれど、機会があればまた参加したいと笑顔で話してくれました。
 
 
手彫りの校歌
2016-02-22
平成9年度の卒業生(K.I.さん)が近況を知らせてくれました。
彼女は今、WEBデザイナーとして活躍しています。
 
平成9年度卒業生の同窓会が約一ヶ月前に本校内で行われ、その際に、参加者への記念品(ポケットティッシュとデイリー・タンブラー)のデザインをしてくれたのも彼女でした。
 
(1月26日のブログ「平成9年度卒業生の同窓会が行われました(3)」で紹介しています→こちら)。
 
Kさんの近況と在校当時の思い出を綴ってくれた文章を読んでいて、体育館に掲示している「手彫りの校歌」を懐かしく思い出しました。
 
ちょうど、平成9年度の卒業生が卒業記念品として、手作りで寄贈してくれたのです(写真)。
一枚、一枚、卒業生たちが丹念に掘って作ってくれた校歌の掲示板は、約20年が経った今でも健在です。
 
実は、Kさんが本校に入学した中学1年生の時(平成4年)、私が担任でした。
同窓会では、その時の懐かしいメンバーもたくさん参加してくれました。
今では、お母さんになって主婦になっていたり、社会に出て活躍していたり、中学生当時のことを知っている私にしてみれば感慨無量です。
 
でも、話をしていて卒業生たちが一番驚いていたのは、私が担任をしていた平成4年、私自身が20代半ばであったということ。
懐かしい話をしながら、私自身もタイムスリップしたような感覚になり、思わず苦笑いすることがたくさんありました。
 
Kさんが送ってくれた近況や在校当時の思い出は、ホームページの「卒業生は今…」というコーナーで紹介しています。
そちらもぜひご覧ください。
 
「卒業生は今…」のページは こちら
 
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